緊急事態宣言からまん延防止等重点措置への移行について(福岡県)

 緊急事態措置は解除されましたが、本県は4つの指標がステージ3に該当しています。また、本県は、人口が多く、人の交流が盛んです。大規模な繁華街もあり、本県での感染の再拡大(リバウンド)は、九州・山口全域への影響が大きいことから、感染をしっかり抑え込む必要があり、国は本県をまん延防止等重点措置区域に決定しました。
 特に、病床使用率については、30%程度に留まっており、重症病床使用率も前回の緊急事態宣言が解除された2月28日時点の18%と比べても、22.2%とまだ高い状況にあります。
 加えて、従来株に比べて感染性の高い変異株に、置き換わっていることや、本県でも確認された「デルタ株」など新たな変異株の脅威もあり、人と人との接触の機会を減らすことにより、ステージ2相当以下になるまで感染をしっかり抑え込み、早期の感染再拡大を十分に警戒する必要があります。特に、感染リスクが高いとされる飲食の場において感染を抑え込むことが必要です。県内では、北九州市、福岡市、久留米市の3市に、大きな繁華街があり、県内の飲食店の約8割が、この3つの市に集中しています。周辺地域からの利用客も多く、厳重に警戒しなければなりません。このため、まん延防止等重点措置区域は、北九州市、福岡市、久留米市とすることとしました。
 また、その他の地域においても、必要な措置を継続することが適切と判断し、3市を含めた市町村や専門家の意見を伺い、県民の皆さま、事業者の皆さまにお願いする措置を決定しました。
 措置の期間は、国の決定に従い、6月21日(月曜日)から7月11日(日曜日)とします。

詳細は、緊急事態措置からまん延防止等重点措置への移行について


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